2021年7月1日木曜日

樋口恵子氏のお話を聞いて

6月9日に行われた 近畿部高年会員の集まりは、新箕面方面からもたくさんの参加者がありました。



7月例会では、みどり会を代表して木戸さんが感想を発表されました。

以下、今日のお話しです。

みどり会では、「明日の友」を毎回読書、樋口恵子氏の「ヨタヘロ航海記」を読んで感想を聞きあっています。

近畿部高年会員の集まりの“かりそめの老い ほんものの老い”についお話は、分かりやすく、楽しく、身につまされながら聞きしました。80歳代になると、体のあちこちが痛む、日々痛みをなだめながらの毎日、の話に共感しました。 

私も80歳の大台になりました。75歳の時、自転車で転倒して鎖骨骨折をしてから肩の痛みがあり、義母の介護に次いで主人の介護で、腰への負担で腰痛と膝の痛み、体のあちら、こちらの痛みを感じながらの日々です。整形外科に行き痛み止めを飲み、痛みが治まると薬はやめて、なるべく歩くようにしていますが、足の衰えを感じています。

健康寿命と平均寿命の間について、男性の健康寿命は72.14歳、平均寿命80.98歳でその差は8.84歳です。女性は、健康寿命74.79歳 平均寿命87.14でその差は12.35歳。女性の方が男性より、非健康寿命が3.51歳長いとのお話がありました。 

健康寿命を長く生きるには、身体の不具合をいたわりながらも市民として社会参加やボランティアをすることが大切と話されました。

80歳を迎えて私の出来る社会参加は、友の会の交わりです。

ボランティアは何ができるでしょか。長くかかわってる「あそびりクラブの食事作り」。やめたいと思うこともありますが、毎月2~3回行っています。行くと元気をもらって、心地よい疲れを感じています、ありがたいことだと思います。

85歳以上になると女性の30パーセントは栄養失調になるとお医者さんに言われた話、「中流型栄養失調」だそうです。料理は好きだったけど、作るのが億劫になる、空腹感がなく、冷蔵庫にあるものを食べて済ます。栄養失調になります。

友の会では、食べたもの調べがあります。今年も1月と5月と2回、3日間の食事調べをしました。最寄のみんなと一緒にしました。
肉魚は食べすぎ傾向にありましたが、おおむねバランスよく皆さん食べられていました。
Yさんの考察で、集計したグラフを見ると私も含め数名がビタミンAが平均数値より足りていませんでした。しかし、朝起きて空腹感もあり、朝食が楽しみです。

樋口氏の座右の銘「非力ではあるが 無力ではない」。講演会を聞いて私は気持ちの落ち込むとき、立ち直る力をいただいた気がしました。