2021年11月27日土曜日

かぞくのじかんを読む会 11月

 いつも報告してくれるHさんがお休みでしたので、今回はOさんが報告します。

1119日夜8時から9時まで、@ZOOMで行いました。

参加は19名。

読書「かぞくのじかん」p92の羽仁もと子のことば「まちがいを恐れずに」

自己紹介のあと、高校、大学受験を終えたお二人の家庭の話を聞いてから自由に話しあいました。

高校の志望校を決めるまでの家族会議のお話Hさん 

 昨年12月、県外の高校を希望すると言い出した子どもの思い、送り出す母の不安、父の転勤話など受験までの苦悩の日々のこと。
受験のための書類作成(県外に行くことや、寮生活になるので)が大変だった。
もっと、生活の具体的なこと、お金のこと、洗濯のことなど教えておいたらよかったけれど、今は帰省を心待ちにして、その時々に伝えられることをできるだけ伝えていこうと思ってます。

「息子さんは、自分でえらんだ高校でのびのびと学び、心配した寮生活も自立しているそうです。」

「大学受験と大学院進学を決めた二人のお子さんのお話」Nさん 

娘さんは高3の受験で、学内推薦が叶わず、夏から猛勉強をして、一般入試で、第一志望の大学に合格したそうです。受験までの様子をお聞きしました。
兄の方は、大学49月に大学院進学を決めました。
すると、すぐに前期分の授業料の振り込みが必要になりました。
今年は、春に大学入学金(妹)・前期授業料(兄・妹)9月には、大学院授業料前期分(兄)、10月には、後期授業料(兄・妹) 来年春には、前期授業料(妹) 20歳になる娘の振袖代、国民年金の支払いも始まるので、一番お金のかかる時期を今過ごしています。
まさに、教育費の山ですね。

Q&Aから

Q「お金をどのようにためたらよいでしょうか?」
A
「学資保険は、大学まで使わない。給付金はためておく。まず、学資をとっておく積み立てることを大切にして、生活費の枠を決めてその中で暮らしていく予算生活が大切です」

Q「夫ともめたりしたときや、学校の先生とどのように話しましたか?」
A
「学校の先生は、長年の子ども達の成績のデーターをたくさん持っているので、希望の高校に行くためには、どのくらいの成績がいるか、またその学校の特色など教えてもらえるので、懇談の機会や進路担当の先生とよく相談するとよいのでは。また、お父さんも一緒に聞いてもらうと、今の学校事情など、昔とは変わっていることもわかると思います。親子で納得して、希望の高校への進学を応援したいですね。公立も特色のある学校が増えていますよ。」

お子さんの小さいうちは、「かぞくとすごすじかん」を大切に、そして、お金は貯めどき。やがて、学校で過ごす時間も長くなり、クラブ活動や塾など、家族で過ごす時間も少なくなりますからね。