2020年12月17日木曜日

鶏のガランティーヌの作り方 おせちネット講習①

12月方面会の発表から
2015年から毎年続いた新箕面方面のおせち講習会は残念ながら今年はありませんでした。
方面の食係としては、各最寄で勉強してもらおうと思っていたのですが、コロナの感染拡大でそれもままならない状態でした。
そこで、17日のネット方面会に向けて、皆さんにおせち料理のことを思い出して作ってもらおうと思い、5年間のレシピの中でが気になっていた今年こそ作りたいと思う料理を食係と相談。2つの料理について、11日に西小路最寄りの木戸さん宅できどさんと藤田さんに机上実習してもらいながらコツを教わりました。
・今日はその紹介をします。

・その前に今までの5年間のおせち料理講習会で作った料理の数々です。初めて見る方もおられるかもしれませんね。十八番(おはこ)の伊達巻や黒豆など毎年変わらないものもありますが、田作りやきんとんなどのように工夫して毎年少しずつ形を変えているものもあります。

・各最寄りが、毎年新しい献立も加えた力作ぞろいのきれいなお料理です。このブログの毎年12月に記録があります。レシピも掲載しています。活用してください。
  このブログ右側にある、ブログ内検索で、「おせち講習」と入力していただくと、毎年の記事を見ることができます。

 ではこれからネット講習をはじめます。


鶏のガランティーヌの作り方ポイントです。実習指導は長年作り続けている木戸さんです。
・材料は鶏もも肉1枚。鶏ひき肉100g(もも肉を使ったほうがコクがあります)
・水で戻した干ししいたけ小2枚、赤パプリカ1/4個、パセリみじん切り大匙1、卵小1個または大1/2個、生パン粉1/4カップ。
生パン粉はわざわざ買わなくても食パンをミキサーにかければできますよ。
・生クリーム30CC、今日は30CCのために生クリーム1箱買うのももったいないのでコーヒーフレッシュを使いました。なければ牛乳でもよいのですがクリームのほうがコクがあるようです。
・あとは、ブランデー大匙1/2と塩コショウ、小麦粉です。
・まず肉の余分な脂や筋を取り除き、肉に斜めに倒した包丁で細かく切り目を入れて、肉の厚さが均一になるように開き、肉の重さの1%の塩とショウをふります。
・大きな肉でなくても、300gまでのお肉で十分です。細かく肉に包丁で切り目を入れることで均一な厚さにそして肉を大きく広げることができます。
・またお肉の余分な脂や筋を取り除くのは結構手間ですが、このひと手間は味にかかわるようです。(ちなみにコープ箕面中央店の2回の鶏肉屋さんのお肉は手入れをしなくてもきれいですよ。)
・肉に塩をなじませている間にフィリングを作ります。鶏ミンチに野菜のみじん切り、生パン粉に卵、ブランデー、塩コショウそしてクリームまたは牛乳を固さを見ながら入れてよく混ぜ合わせます。
・ちょうど右の写真のような固さになればOKです。
・オーブン皿にホイルを広げ中央にたっぷりとサラダ油をひき、塩をした肉をのせます。上から軽く小麦粉を振ります。この時茶こしを使うと薄くきれいに粉が振れます。
・粉を振った肉の上の中央にフィリングをのせます。それを巻いてひっくり返して右の写真のようにします。肉は底まで一周しなくても乗せるような感じでOKです。ここポイントです。

・アルミホイルで完全に包み予熱した200℃のオーブンに入れ20分、さらに180℃で20分焼きます。中央に竹串を刺し、透き通った焼き汁が出たら、左の写真のように、
・いったんオーブンから取り出し、ホイルを開けて、さらに180℃で10分焼き、表面をからりとさせ焼き色をつけます。(電気オーブンを使用するときは10℃高く設定します。)
・冷めてから1~2㎝くらいにスライスします。
・保存容器に入れて冷蔵庫で保存すれば、4~5日持ちます。冷凍もできます。