今年の家事家計講習会を、予定の2回無事終えました。
方面の皆様、本当にお疲れ様でした。
家計会が終わると、方面リーダーはすぐに全国友の会への報告を記し、提出することになっています。相原さんが書かれた、下書きを、家計係にも見せてくださいました。
会が終了したばかりの時の記録を方面の皆で共有したいと思い、ここに引用させていただきました。
2014年度家事家計講習会報告
箕面方面では、家計係を中心に7月方面会で、家事家計講習会の日程、スケジュール、会場などを決め、実例者選びを始めた。結果、転入2年目の桑田さんを、候補とし、快諾を得た。
今年は、従来の講座型の発表を減らし、その分、きめ細かく、対応しようという大まかな方針を会員みんなで確認した。そして、9月には、お客様が実際に、作業をするような時間を持つことを決めた。それに伴い、プログラムは、シンプルなものとなった。
また、9月早々には、箕面市と箕面市教育委員会の後援名義使用を申請し、許可された。箕面市の広報にも掲載依頼をした。チラシ・ポスターを作成し、委員会のOKを得て、印刷した。そして、箕面市内の公共施設、幼稚園、医院、書店、会員宅など約50か所に手分けして、掲示、配布を行った。また、今年初めての取り組みとしては、会場近くの2つの小学校に、全校配布をすることが出来た。
しかし、上記のような、宣伝活動に熱心に取り組んだにもかかわらず、チケットの売れ行きは、芳しくなく、例年になく、予約も少ないまま、当日を迎えることとなった。
当日は9時集合、会場準備を、働き人全員で行い、10時30分から家事家計講習会を始めた。
今年の最大の特徴は、2つのワークショップを取り入れ、参加型の講習会を行ったことである。そのため、会場配置も、工夫した。
机を6グループに分けてそれぞれ、向かい合って、席に着くこととした。そしてそれぞれに、会員のテーブルリーダーを配置し、開始前には、互いに、自己紹介をし、和やかな雰囲気の中で、講習会を始めることが出来た。2回のワーク時には、さらに、各テーブルごとに、もう一人会員が加わり、丁寧な説明のもとで、作業を行うことが出来た。
終了後も、会員とお客様が話を続ける光景も、多くみられ、お客様と一体となった、良い講習会となった。
結果、例年より、お客様が少なかったにもかかわらず、家計簿販売6冊、当座帳販売4冊、「明日の友」年間購読申込み3名、「予算をたてる会」参加希望3名を得ることが出来た。
また、昨年参加した方が、再度参加し、熱心に、家計簿のことなどを、質問されていたのが、印象に残った。
同室託児5人でした。講習会の半ばで、託児報告と子ども部の紹介をしましたが、そのことによって、ほっとした雰囲気になり、全員が、癒されました。
なお、託児室を3か月前に予約していたにも関わらず当日取れていないというアクシデントがあった。講習」会場が広く、託児人数が5人と少なかったので、後方で託児をするということで対応した。今年より、インターネット予約になり、便利になったが、予約方法が変わったので、再確認の必要を、改めて感じた。
2014年11月18日(火)箕面方面第2回家計会報告
準備段階については、13日分の報告に記載。
予算をたてる会参加希望者は、今回、2人、前回と合わせて5人となった。参加したいが、予算をたてる会のある27日は、都合が悪い、という方が、3人おられ、今後、ていねいな連絡を取る必要を感じている。
プログラムの「くらしをすっきりと」では、まず、ベテラン会員が、5回の時間調べとそれをとおして身に着けた基本時刻と朝仕事について話し、それを受けて、若い会員が、アドバイスを受けて、朝仕事で、1日を気持ちよくスタートできるようになったという実生活について発表した。
「バランスよく食べましょう」では、食の目安の量を一つ一つ、展示している実物を紹介しながら、説明した。実例は、40歳代の桑田さんの「家計簿をつけて見えてきたこと」であった。昨年の「予算をたてる会」に参加し、たてた予算をもとに、「予算のある家計簿」を10か月つけたことについての発表であった。予算決めにあたっての家族の話し合いや、お子さんとの楽しいやりとりの様子も話されとても好感が持たれるものであった。終了後には会場から拍手が起こった。
今年は、2回(各10分程度)のワークショップを初めて取り入れた。1回目「食事予算をたててみましょう」では、実際に、『1日に取りたい目安の量』をもとに豊中友の会でだした、100g単価に基づき、家族の食費予算をたてた。そして、2回目は、桑田さんの実例を受けて、『予定を考えて予算をたてましょう。』ということで各費目のうち、毎月必要なもの、月に限定できないもの、1年で考えたいものがあるということで、進めていった。なかなか10分程度ではできないわけで、今後の予算建ての導入のようなことを行った。それをするにあたって、例として、各テーブルに、実例者の『予定を考えて予算をたてましょう』の資料(記入したもの、見やすいように、拡大したもの)を置いて、参考にした。そして、2回の作業時には、お客様と1対1の対応ができるように、さらに、会員をテーブルに、配置した。その結果、とても丁寧な対応ができた。特に、2回目の、ワークショップの時には、婦人之友社の家計簿のよいところについて詳しく説明することもできた。また、家計簿以外の「友の会」の活動についての話もすることが出来、お客様と、充実した、時間を過ごすことが出来た。会終了後には、展示の前などで、さらに、お客様と会員が、親密に話す光景があちこちにみられた。
その結果ともいえるのだが、家計簿の売り上げは、目標5冊のところ、10冊となった。
ただ、会員自身が、さらに勉強する必要も感じた。そして、初めて試みた、ワークショップ方式も、今後、もっと、検討していくべきであろう。
宣伝については、今年は、新たに、近隣の小学校2校に、ちらし1000枚を全校配布することが出来、そこからの参加者を得ることが出来た。
また、土曜日開催をした方がいいとか、もっと早く幼稚園や小学校への配布をするなど、来年に向けて、意欲的に話し合うことが出来たのは、今回の講習会を、方面皆で、作り上げてゆき、その過程で、多くの、学びが、あったからだと思う。何より、ていねいな、お声かけで、家計簿を、例年以上に、販売できたことは、喜びであった。
全体を通して、各会員の努力が集まった家計会であった。特に、みんなで意見を出し合い、それを受け、9回書き直しをした実例者、直前まで原稿とパワーポイントの摺合せをした内容リーダーとパワーポイント作成者の努力に、本当に頭が下がった。
会員の皆さんの努力に感謝するとともに、この家計会を、今後の活動の出発点として、充実した活動を、会員みんなでやっていきたい。